賃貸で週末だけ移住してみた

東京で働いてるけど週末は海のそばで生活したい!を試行しているブログです。海徒歩2分、ワンルーム。家賃5万円弱。意外と安く実現できたセカンドハウス生活を紹介します。

週末移住をしたかったわけ

ブログを始めるにあたってまず、私と夫が週末移住(セカンドハウス生活)を思い立った経緯を少し。

我が家はDINKSで東京の都心部在住、お互いの勤め先も都内にあります。通勤には便利だから平日の暮らしにはとても都合が良いのだけど、問題は私たちにとっての理想の週末が都内には無いということでした。

週末は銀座でショッピングするのが最高という人もいれば大きな書店で本を買ってカフェで読むのが好きという人もいるし、他にも美術館巡りをするだとか、食べ歩きをするのが好きという人もいると思います。そういう人にとっては東京で過ごす週末はとても理想的なものだろうと思うのだけど、しかし、私にとってはTシャツ&裸足で海辺にいる瞬間が「このために生きている!」と思うシチュエーションだったので(同じ感性の人は少なくないよね?)、そうすると折角の週末を都心で過ごすのはとても勿体ない人生の使い方をしている気分になるわけです。

夫の理想の週末はというと、彼は私のように熱狂的に海が好きなわけではありません。のんびり読書をして過ごすというのが彼にとっての理想でした。

で、何が起こるかと言うと週末、とくに暖かい時期はほぼ毎週こんな会話をしていたわけです。

 

私「海いこうよ 海 海」

夫「こないだ行ったじゃん」

私「でも東京つまんないし、海いきたい。空にビルの無いところにいきたい。せめて山」

夫「ぼく本読みたい」

私「でかけようよー」(以降繰り返し海の良さを主張して読書の邪魔をする)

 

そう、夫の理想の週末は私に破壊されていたのでした。とても申し訳ない。そしてそんな私を見兼ねて(状況に堪え兼ねて)、彼が海辺で読書するのもいいかもねと言ってくれたことで費用面などの検討が始まり、質素で良ければそれなりの値段で実現できるということが分かったので、海辺への週末移住が現実となりました。

このブログでは今後、その際に2人で検討した内容や、実際移住してみて分かったことなどを書いていきたいと思います。ちなみに今のところの結論を頭出ししておくと、二人のお小遣いの範囲レベルのコストで週末の拠点は維持できるし、鳥の鳴き声の聞こえる部屋で起きて、朝ご飯を買いにいくついでに海を眺める生活は最高です。可能なら、海や自然が好きなら絶対にやった方が良いと思う。心からお勧めします。

夫、我がままに付き合ってくれて本当にありがとう。優しい夫とKindleとインターネットがある世界で本当に良かった。